2019年11月20日水曜日

11月18日(月)草刈りをしました。

あと10日ほどで12月になるというのに、この時期にしては珍しく上着を羽織らなくても大丈夫なくらいの暑さでした。快晴で青空に遠く丹沢や大山の山の端がくっきりと見え気持ちの良いお天気でした。
さあ 草刈り開始!

 今日は、小峰御鐘の台大堀切西側の農道を挟んだ一枚畑東へ繋がる手前部分の草刈りをしました。この場所は、当会が整備する前までは竹がおおい茂り、空堀や土塁の跡だと全く分からない状況でした。
中央奥に、芸術的な太い蔓が・・・

 今日は久しぶり作業に入りましたが、竹は細い新芽が伸びているくらいで草だけもあまり伸びていませんでした。




 土塁上に自生した大木などに何十年もかけて成長したと思われる太くなった蔓が巻きついていました。太さと長さに驚き、その形に芸術性を感じたくらいです。








中央奥の先には小峰御鐘の台大堀切へと続く


















唯一残ったみかんの木

 この場所は、まわりと同じようにみかん畑だったそうです。枝に太い蔓が絡み付いていたので取り除いてやりました。見事にさっぱりと枝も軽くなり日が少し当たるよになりました。ガンバレ!














前方は一枚畑東へと続く



 









間近に土塁と空堀が見える


草刈り作業は無事終了しました。
 
 柵の左側は農道ですが、こちらは堀底の一部を道路にしたもので、作業中にも数組の方たちがウォーキングを楽しんでいました。「みなさ〜ん、小田原北条氏の遺構・総構の堀底を歩いているんですよ〜!」写真ではわかりませんが、農道の左側には、空堀の土を掻き上げた掻き揚げ土塁を削って作られたみかん畑が広がっています。