2018年10月24日水曜日

小峯御鐘ノ台大掘切東と西の草刈りを行いました。

 先日10月22日に行いました草刈り活動の模様です。

 当会は基本的に第2,4木曜日と第4日曜日に総構の整備活動をしていますが、会員の都合により予定日以外に活動する場合もあります。この日は有志2名で草払い機を用いて草刈りを行いました。
小峯御鐘ノ台大掘切西の草刈り前の状況
総構は全長9㎞に及びますので、小田原市では便宜上ある程度の範囲を区分けして字名や近くの遺構名を付けて呼んでいます。
この総構の堀「小峯御鐘ノ台大掘切西」は「小峯御鐘ノ台大掘切西堀」の北端で接する総構の堀になります。

ちょっと間際らしい名称ですね。

 この場所は小峯御鐘ノ台大掘切西堀との接地点で東と西で呼び方を変えています。
小峯御鐘ノ台大掘切西の草刈り後の状況

小峯御鐘ノ台大掘切東の草刈り前の状況
また、総構の東西の2本の堀(小峯御鐘ノ台大掘切東・西)と「小峯御鐘ノ台大掘切西堀」の三本の堀においてそれぞれ三段の段差があります。北条氏の現地形をそのまま活用する築城技術が見られる場所で、通称私たちは三段堀とか三本堀などと呼んでいます。
小峯御鐘ノ台大掘切東の草刈り後の状況

 現在、11月10日開催予定の「小田原城総構1周をしよう!」に合わせて整備を進めておりますので、ご期待ください。

 次回の活動予定日は10月25日(土)になります。宜しければ現地に遊びに来てくださいね。