2025年5月8日木曜日

5月4日ウォーキングイベント開催

 5月4日(みどりの日)「大外郭の会ウォーキングイベント」を開催しました。

 初夏を想わせる陽気のなか、六十余名の参加者をお迎えし、全周約9kmに及ぶ

「小田原城総構え」を歩きました。

 朝9時に小田原駅西口を出発、井細田口を起点に時計回りに歩きました。

途中、早川右岸の小田原漁港にて其々昼食を取り、見処となる西北部の大堀切等を周り

夕方5時を少し過ぎた頃には起点の井細田口迄戻り、大勢の方が完歩されました。

スタッフ計測にて約17kmの道程となりました。

 その後、駅方面に向かわれる方は北條氏政氏照公の墓所を御参りして解散となりました。


①井細田口手前の竹の花広小路手前の交差点にて。

②蓮上院土塁にて
1585年(天正18年)小田原合戦 1945年(昭和20年)小田原空襲
二度の戦災の記憶の残る場所です。
③鉄砲矢場にて
手前の墓地が堀跡に相当します
④御鐘ノ台大堀切の堀底を進みます。
⑤中堀より東堀、西堀を望みます。
⑥堀底へ降ります。
⑦東堀、中堀、西堀の結節点にて
四百年の間に崩れ、埋もれていますが広大なスケール感は感じられます。
⑧大堀切の土塁を守備側から。
自然地形から人力で如何にして堀切と土塁を造るかの説明です。
⑨山の神堀切にて。
陽も大分傾いてきました
⑩城下張り出しにて。
兜を被ったタモリさんも眺めた足柄平野と丹沢の山並みを皆で眺めます。
⑪史跡標柱にて。
北側の城門跡と考えられる折れ曲がった土塁と堀を確認します。
⑫ ⑪と同じ場所を下から見上げると攻め辛い構造になっているのが判ります。
⑬夕闇迫るなか、起点の井細田口まで戻りました。
総構えを取り囲んだ名だたる戦国武将が北條氏の城造りを研究し
自国の国造りに活かしたであろう影響力の大きさを考えます。
ご参加いただきました皆様へ、お疲れ様でした。